一生で一回しか取得することが出来ないオーストラリアのワーキングホリデービザ。
私がワーキングホリデーに行こうと決めたのは、25歳の時でした。
もともと子供のころから海外に興味があり、いつか海外で暮らしてみたいなぁとは思っていたものの、中学時代から英語は大の苦手(なんなら全教科の中で一番成績が悪かった)。
高校時代はクラスで交換留学の話が持ち上がるも、あまりの恐怖に勇気が出ず立候補を断念。
いつか、いつかと思っているうちに大人になり就職。もうこのまま一生海外で生活することは無いと思っていました。
しかし、そんな私に転機が訪れます。
学生時代からお付き合いしていた彼に結婚を迫って断られたのです(笑)
相当長い期間お付き合いをしていたのに結婚を断られ、かと言って別れるわけでもない。このままだらだらお付き合いをしていても、おそらく数年は結婚することは無いだろうと思った私は、ここで海外に行くことを決断します。(ぶっ飛んでる?)
初めは半年位の語学留学を考えていたのですが、語学留学は学生ビザの取得に結構なお金がかかるという事が判明。
また、思い立ったらすぐ行動派の私は、あまり貯蓄もなく、学生ビザだと現地での就労時間に制限があることも不安。
まぁ、せっかく仕事まで辞めて海外にいくなら、1年間どっぷり英語環境に浸かってこよう!と思い、ワーキングホリデーでオーストラリアに行くことにしました。
ワーキングホリデーに行こうと決断するきっかけは、人それぞれです。実際、私もしょうもない理由(笑)でこのオーストラリアにやって来ました。
ただ、せっかく一生に一回しか取得することができないビザを使って海外生活をするのであれば、失敗してほしくないし、良い時間を過ごせたと感じてほしい!!
という事で、私なりに考えたワーキングホリデーを成功させるために必要なポイントをまとめてみました!
目的を決める
自分がオーストラリアで何をしたいのかという事を明確しておきましょう。
今まで、たくさんの人達を見てきましたが、ワーキングホリデーを成功させている人たちは、日本に帰ってからも成功しています。
なんとなくやって来て、なんとなく帰国してしまうという人もたくさんいますし、中には「退屈だから日本に帰る」と途中で帰国してしまう人もいました。せっかくの一生に一回のチャンスがもったいないです!
今の時代、履歴書に「ワーキングホリデー1年経験」なんて書いても、日本で就職に有利になることはまず無いですから、日本に帰ってから、「自分は何をしてきたのか」胸を張って話せるようにしておきましょう。
- 英語を伸ばしたい
- 将来的に海外就職につなげたい
- 現地で資格を取得したい
- 日本では味わえないのんびりとした時間を過ごしたい
- オーストラリアを旅行したい
- 一日中好きなことをしたい
どんな目的でも大丈夫。目的を決めておけば、オーストラリアに行ってからの計画も立てやすくなります。
ちなみに私の目的は
- 英語が話せるようになりたい
- 暖かい気候の中でのんびりとした生活がしたい
- 外国人の友人を作りたい
- あわよくば国際結婚したい(笑)
でした。
目標を作る
実は私、オーストラリアに来る前に年間目標というのを立てました。上で述べた目的を達成するにはどうしたらいいのか、1年間の大まかな行動計画を立てたんです。
例えば
1月~3月:ホームステイ・語学学校で勉強
4月~9月:現地で仕事をしながらお金を貯める(金額も明確に)
10月~12月:オーストラリアの世界遺産をめぐる旅に出る
1月:帰国
こんな感じです。
私の場合、英語は日常英会話に困らないくらいになりたいという目標を立てましたが、もっと具体的にTOEIC〇〇点とか、IELTS〇点とか決めるとより良いかもしれないですね。
語学学校に日本人がいても日本語では絶対話さないとか(笑)
現地の仕事に関しては、日本食レストランでは絶対に働かない!!と決めてました。
すぐ仕事が見つかるかも不安だったので、出発前にどのような職種で求人募集があるのかチェック。
オーストラリアの求人情報(日本語)→チアーズ
ローカルも利用する求人情報(英語)→SEEK
旅行に関しては、絶対に行きたい場所と時間があれば行きたい場所を分けて紙に書き出しておきました。
目標を持っているとそれに向けて行動できるし頑張れます。逆に何の目標もないと、ただダラダラと過ごし、結局何も得ることがないまま1年なんてあっという間です。
せっかく大切な時間とお金を使って来るのですから、しっかり目標をもってワーキングホリデーを楽しみましょう。
金銭面の計画をしっかりと
これは絶対です!!!
ワーキングホリデーは就業時間に制限がありませんが、学校卒業後すぐに時給のいい仕事が見つかると思ったら大間違いです。
私の場合、日本からある程度やりたい仕事の目星をつけていたので、仕事を見つけるのは速かったのですが、シーズンに左右される仕事だったので、最初の数か月はほとんど収入がなく、明日食べるごはんを心配しなくてはいけないほど貧乏な時期がありました。(笑)
仕事の掛け持ちをしようと心に決め、サーファーズパラダイスの町を端から端まで歩きながら履歴書を配っても、どこからもお声がかからないという辛い時間を過ごしたこともあります。
「行けば何とかなる」というのはお金があるからこそ言える言葉です。
違法な時給で働いたりしなくてもいいように、また、オーストラリアで有意義な時間を過ごすためにも、金銭面の計画はしっかり立てておきましょう。
事前の英語学習
英語学習をしてから行くのと、全くしないで行くのとではスタートが全然違います!
特に語学学校に通おうと思っている人。語学学校は、入学初日にクラス分けテストがあります。そのテストで一番下のクラスになったら、ほぼ全員日本人だと思っていてください。
私はなんせ英語が大嫌い。事前勉強をして行ったにも関わらず、クラスは最低レベル(笑)
そして、クラスメイトは韓国人の男の子1人を除いて全員日本人でした。
仕方がないので、その男の子と積極的に話すようにして、2週間後には上のクラスにあがることができましたが(上のクラスにはスイス人やブラジル人が多い)、もっと英語を勉強してくれば良かったと後悔しました。
生活場所の情報収集
ただでさえ海外。そして、見知らぬ街で生活するのですから、事前の情報収集はしておくに越したことはありません。
- 病院の場所
- 最寄りの警察
- 銀行口座の開き方
- 近所のスーパー
- 学校までの交通手段
などなど。最初に必要そうなことは調べておくとよいでしょう。
これからワーキングホリデーに行こうと考えている方、ぜひ参考にしてみてください!